Return to Video

リサ・ハルーニ「3Dプリント入門」

  • 0:00 - 0:03
    遂に現実のものとなろうとしています--
  • 0:03 - 0:07
    製品をというか...製品のデータを
  • 0:07 - 0:10
    Webからダウンロードして
  • 0:10 - 0:13
    自分好みに手を加えたり
  • 0:13 - 0:15
    カスタマイズしたりして
  • 0:15 - 0:18
    これをある卓上機器に送信すれば
  • 0:18 - 0:21
    その場で製品が
  • 0:21 - 0:23
    出来上がってしまうんです
  • 0:23 - 0:25
    私たちが皆さんの代わりに
  • 0:25 - 0:27
    ご希望のものを
  • 0:27 - 0:30
    ささっと造ることもできます
  • 0:30 - 0:32
    こんなことができるのは
  • 0:32 - 0:34
    積層造形技術―
  • 0:34 - 0:36
    もしくは3Dプリントという
  • 0:36 - 0:39
    新技術のおかげです
  • 0:39 - 0:41
    これが3Dプリンタです
  • 0:41 - 0:43
    この機器は
  • 0:43 - 0:45
    30年近くも前から存在していて
  • 0:45 - 0:47
    そう考えると驚くべきことですが
  • 0:47 - 0:49
    広く知られるようになったのは
  • 0:49 - 0:51
    ごくごく最近のことです
  • 0:51 - 0:54
    これにはもちろんデータが必要です
  • 0:54 - 0:57
    このペンのデータを入稿してみましょう
  • 0:57 - 1:00
    データは3Dで形状を記述するようになっています
  • 1:00 - 1:02
    これを材料とともに
  • 1:02 - 1:04
    プリンタに入れます
  • 1:04 - 1:06
    プリンタ内でこれを
  • 1:06 - 1:08
    一層一層処理していきます
  • 1:08 - 1:11
    こうして完成品ないし
  • 1:11 - 1:13
    何かのパーツとしての
  • 1:13 - 1:16
    造形品ができあがります
  • 1:16 - 1:19
    しかし30年もこういったものがあるのに
  • 1:19 - 1:21
    なぜ知られていなかったのでしょう?
  • 1:21 - 1:24
    これらは概して非効率的で
  • 1:24 - 1:27
    入手は困難 処理速度は遅く
  • 1:27 - 1:29
    更に とても高額であったため
  • 1:29 - 1:31
    あまり知られずにいました
  • 1:31 - 1:33
    しかし 今日では
  • 1:33 - 1:35
    多くの障壁がなくなり
  • 1:35 - 1:37
    3Dプリンタが
  • 1:37 - 1:39
    現実のものになりつつあります
  • 1:39 - 1:41
    今すぐとは言わなくても
  • 1:41 - 1:43
    皆さんも近い将来には
  • 1:43 - 1:46
    3Dプリンタが使えるようになるんです
  • 1:46 - 1:48
    3Dプリンタは
  • 1:48 - 1:50
    製造業を変革します
  • 1:50 - 1:53
    そして 私たちの生活 ビジネス
  • 1:53 - 1:55
    私たちの子ども達の生活も変革します
  • 1:55 - 1:58
    3Dプリンタはどのように動作するのでしょう?
  • 1:58 - 2:00
    基本的にはCADデータという
  • 2:00 - 2:02
    業務用の製品設計プログラムで作られた
  • 2:02 - 2:04
    製品設計データを読み込ませます
  • 2:04 - 2:06
    彼はエンジニアですが
  • 2:06 - 2:09
    建築家や製品デザイナーなども
  • 2:09 - 2:12
    3D製品を作っています
  • 2:12 - 2:14
    そしてこのデータをプリンタに送り
  • 2:14 - 2:17
    全体を2Dの断面図へと
  • 2:17 - 2:19
    輪切りにしていきます
  • 2:19 - 2:21
    サラミを
  • 2:21 - 2:24
    スライスするようなものです
  • 2:24 - 2:27
    このデータを一枚ずつ転送して
  • 2:27 - 2:29
    製品の足下から造形が始まります
  • 2:29 - 2:32
    そこから上へ上へ つまり
  • 2:32 - 2:36
    前の層に次の層を重ねる
  • 2:36 - 2:38
    積層過程をとっています
  • 2:38 - 2:41
    材料ですが
  • 2:41 - 2:43
    液体か
  • 2:43 - 2:46
    粉末のものを使用します
  • 2:46 - 2:48
    次に接合過程ですが
  • 2:48 - 2:51
    溶かして積むか 積んでから溶かします
  • 2:51 - 2:54
    こちらはEOS製のレーザー焼結機です
  • 2:54 - 2:56
    実際にレーザーを使用して
  • 2:56 - 2:59
    古い層に新しい層を焼結するものです
  • 2:59 - 3:01
    早送りしましょう --
  • 3:01 - 3:03
    数時間を経て
  • 3:03 - 3:05
    実際に使用可能な
  • 3:05 - 3:07
    製品が完成します
  • 3:07 - 3:11
    こんなにも素晴らしいアイディアが
  • 3:11 - 3:14
    現実のものとなりつつあるんです
  • 3:14 - 3:17
    画面上のものは全て
  • 3:17 - 3:19
    同じ方法で--
  • 3:19 - 3:21
    3Dプリンタで造られたものです
  • 3:21 - 3:23
    ご覧の通り
  • 3:23 - 3:25
    靴を初め
  • 3:25 - 3:28
    ステンレスの指輪
  • 3:28 - 3:30
    プラスチックの携帯カバー
  • 3:30 - 3:33
    脊椎のインプラントは
  • 3:33 - 3:35
    医療用チタンで作りました
  • 3:35 - 3:37
    更に エンジンのパーツもあります
  • 3:37 - 3:39
    皆さんお気づきでしょう
  • 3:39 - 3:41
    これらは全て 入り組んだ大変複雑な製品です
  • 3:41 - 3:44
    並外れた構造です
  • 3:44 - 3:47
    機器にデータを送信する前に
  • 3:47 - 3:50
    3Dのデータを2Dに輪切りしているため
  • 3:50 - 3:52
    その他の造形技術よりも
  • 3:52 - 3:54
    複雑な構造のものを造形できるのです
  • 3:54 - 3:57
    実際のところ 3Dプリンタ以外では
  • 3:57 - 4:01
    こういったものは作れないかもしれません
  • 4:01 - 4:04
    それだけでなく ヒンジなどの動く部分を含むパーツ
  • 4:04 - 4:06
    つまりパーツの中のパーツも作れるんです
  • 4:06 - 4:09
    手作業の必要性が完全に無くなるところも
  • 4:09 - 4:11
    でてくるということです
  • 4:11 - 4:13
    すごいですよね
  • 4:13 - 4:15
    本当にすごいんですよ
  • 4:15 - 4:17
    今日の3Dプリンタは
  • 4:17 - 4:19
    こんなものまで作れるんです
  • 4:19 - 4:22
    高さは3m弱にも達します
  • 4:22 - 4:24
    厚さ5 - 10mmの
  • 4:24 - 4:27
    人口砂岩のスライスを
  • 4:27 - 4:31
    ゆっくりと一枚ずつ 重ねて
  • 4:31 - 4:33
    できたものです
  • 4:33 - 4:36
    これはShiroという建築会社の作品です
  • 4:36 - 4:38
    実際に中を歩くこともできますよ
  • 4:38 - 4:40
    全く正反対に
  • 4:40 - 4:42
    極小のものも作れます
  • 4:42 - 4:44
    このパーツの
  • 4:44 - 4:47
    一枚の層の厚さは4μmです
  • 4:47 - 4:50
    この繊細さは圧巻です
  • 4:50 - 4:52
    驚くほど繊細な
  • 4:52 - 4:55
    ディテールを再現してくれます
  • 4:55 - 4:57
    さて 誰が使うんでしょうか?
  • 4:57 - 5:00
    製品がとても早く作れる性質上
  • 5:00 - 5:03
    製品デザイナーが多く使用してきました
  • 5:03 - 5:06
    もしくは 製品の試作品を作りたい時や
  • 5:06 - 5:09
    素早く反復的にデザインを改良していく時に利用されます
  • 5:09 - 5:13
    このテクノロジーのすごいところは
  • 5:13 - 5:16
    オーダーメード製品を大量生産できることです
  • 5:16 - 5:19
    規模の経済はほとんど関係ありません
  • 5:19 - 5:22
    特注製品が容易に作れるようになりました
  • 5:22 - 5:24
    その他には例えば
  • 5:24 - 5:26
    建築家は模型を作りたいですよね
  • 5:26 - 5:28
    こちらは
  • 5:28 - 5:31
    ベルリン自由大学です
  • 5:31 - 5:33
    フォスター・アンド・パートナーのデザインです
  • 5:33 - 5:36
    3Dプリンタなしでこの模型は作れません
  • 5:36 - 5:39
    手で組み立てるとしてもかなり大変でしょうね
  • 5:41 - 5:44
    こちらはエンジンパーツです
  • 5:44 - 5:47
    Within Technologiesと3T RPDという企業が
  • 5:47 - 5:50
    共同製作したものです
  • 5:50 - 5:52
    内部構造も
  • 5:52 - 5:54
    本当に本当に繊細です
  • 5:54 - 5:56
    3Dプリント技術によって
  • 5:56 - 5:58
    デザインの障壁が
  • 5:58 - 6:00
    取り除かれ
  • 6:00 - 6:02
    大量生産が可能となります
  • 6:02 - 6:05
    こちらはエンジンを分解したものです
  • 6:05 - 6:09
    膨大な数の冷却経路が見えますね
  • 6:09 - 6:12
    つまりそれは効率の良い製品である事を意味します
  • 6:12 - 6:15
    通常の生産技術はおろか手作業でも
  • 6:15 - 6:17
    このパーツは作れません
  • 6:17 - 6:19
    冷却水を冷却するための
  • 6:19 - 6:22
    経路をパーツ内に作ることにより
  • 6:22 - 6:24
    効率化が図られています
  • 6:24 - 6:26
    使用範囲は
  • 6:26 - 6:29
    航空宇宙産業や自動車産業にも及びます
  • 6:29 - 6:32
    パーツも軽量化されますし
  • 6:32 - 6:34
    材料の廃棄も減ります
  • 6:34 - 6:37
    そのため従来の大量生産以上の
  • 6:37 - 6:40
    生産性と効率性を確保できるのです
  • 6:40 - 6:42
    このような複雑な構造が
  • 6:42 - 6:44
    作成できるということを
  • 6:44 - 6:46
    ハニカム構造に応用して
  • 6:46 - 6:49
    インプラントを作ることができます
  • 6:49 - 6:51
    インプラントにおいては
  • 6:51 - 6:53
    通常 多孔性のものの方が
  • 6:53 - 6:55
    理想的です
  • 6:55 - 6:57
    なぜなら 体の組織が隙間にまで成長できる上に
  • 6:57 - 7:00
    拒絶反応の心配も少なくなります
  • 7:00 - 7:03
    しかし 従来の方法では思うように作れません
  • 7:03 - 7:05
    3Dプリンターの到来に伴い
  • 7:05 - 7:07
    これからはよりよい
  • 7:07 - 7:09
    インプラントが作れるようになったのです
  • 7:09 - 7:11
    実際 オーダーメイドの製品を
  • 7:11 - 7:14
    大量に作ることができるということは
  • 7:14 - 7:16
    つまり 各個人に合わせた
  • 7:16 - 7:18
    インプラントが作れるということです
  • 7:18 - 7:20
    お気づきの通り
  • 7:20 - 7:24
    このプリンタも 生み出される製品の品質も素晴らしいものです
  • 7:24 - 7:26
    最終製品の
  • 7:26 - 7:28
    製造にも利用されることでしょう
  • 7:28 - 7:30
    実際 ディテールや
  • 7:30 - 7:32
    クオリティが向上したので
  • 7:32 - 7:35
    動作速度も改善されて
  • 7:35 - 7:37
    より廉価になってきています
  • 7:37 - 7:39
    更に小型化も進み
  • 7:39 - 7:41
    机の上にも載せられます
  • 7:41 - 7:43
    組立て式のものなら
  • 7:43 - 7:45
    現在 販売価格は300ドル程度です
  • 7:45 - 7:47
    本当に驚かされるばかりです
  • 7:47 - 7:49
    しかし ここで疑問が浮上します
  • 7:49 - 7:52
    なぜ 自宅に持っていないのか?
  • 7:52 - 7:54
    その理由は単純で 皆さんは
  • 7:54 - 7:56
    3Dプリンタ用のデータを
  • 7:56 - 7:58
    作れないからです
  • 7:58 - 8:00
    皆さんが3Dプリンタを持っていたとしても
  • 8:00 - 8:02
    それをどう操作して
  • 8:02 - 8:04
    欲しいものを作るのかが分かりません
  • 8:04 - 8:06
    しかし テクノロジーやソフトウェア
  • 8:06 - 8:08
    そして作業手順の改善により
  • 8:08 - 8:10
    こういった障壁もなくなりつつあります
  • 8:10 - 8:12
    私たちは
  • 8:12 - 8:15
    3Dプリンタを避けては通れない
  • 8:15 - 8:17
    ところまで来ています
  • 8:17 - 8:19
    実際にこのテクノロジーによって
  • 8:19 - 8:21
    製造業は
  • 8:21 - 8:23
    大きな変化を迎えるでしょう
  • 8:23 - 8:25
    更に革命が起こるのではないかと
  • 8:25 - 8:27
    私は考えています
  • 8:27 - 8:29
    今日では
  • 8:29 - 8:31
    Webから製品データを落とせます
  • 8:31 - 8:33
    机の上にあるような
  • 8:33 - 8:36
    ペン ホイッスル レモン絞り器など
  • 8:36 - 8:39
    Google SketchUpのようなソフトで
  • 8:39 - 8:41
    いとも簡単に
  • 8:41 - 8:44
    一から製品デザインをすることもできます
  • 8:44 - 8:46
    3Dプリンタを使って
  • 8:46 - 8:49
    Webからスペアパーツを落とすこともできます
  • 8:49 - 8:51
    想像してみてください
  • 8:51 - 8:53
    自宅の掃除機を考えてみましょう
  • 8:53 - 8:56
    壊れたらスペアパーツが必要ですよね
  • 8:56 - 8:59
    しかし 製品の製造は終了していたとします
  • 8:59 - 9:01
    でも実際には
  • 9:01 - 9:03
    インターネットにアクセスして
  • 9:03 - 9:05
    デザインデータベースから
  • 9:05 - 9:07
    製造が終了してしまった
  • 9:07 - 9:09
    パーツのデータを探して
  • 9:09 - 9:12
    それをダウンロードできるんです
  • 9:12 - 9:14
    自宅でこれを3Dプリントすれば
  • 9:14 - 9:17
    すぐに利用可能なんです
  • 9:17 - 9:19
    実際にパーツが作れるということは
  • 9:19 - 9:21
    文字通り 機械が自分で
  • 9:21 - 9:23
    自分自身を作ることもできます
  • 9:23 - 9:26
    自分自身を作り上げる機械ですよ
  • 9:26 - 9:28
    これは一種の卓上プリンターで
  • 9:28 - 9:31
    RepRapというものの部品です
  • 9:31 - 9:34
    しかし 我々が最も関心を寄せているのは
  • 9:34 - 9:36
    個々のニーズに合わせた
  • 9:36 - 9:39
    特注製品の大量生産です
  • 9:39 - 9:41
    膨大な量の製品検査も
  • 9:41 - 9:43
    組み立てのために
  • 9:43 - 9:46
    製品を中国に送る必要もなくなります
  • 9:46 - 9:50
    全て目の前でできあがってしまいますから
  • 9:50 - 9:52
    言い換えれば
  • 9:52 - 9:54
    次世代のオーダーメードが
  • 9:54 - 9:57
    利用可能になったということです
  • 9:57 - 9:59
    誰もが自分の好みに合わせて
  • 9:59 - 10:01
    完成品をデザインすることが
  • 10:01 - 10:04
    可能となったのです
  • 10:04 - 10:06
    オーダーメードやカスタマイズの考え方には
  • 10:06 - 10:08
    皆さん慣れ親しんでいることでしょう
  • 10:08 - 10:10
    Nikeなどが大手がやっているオーダーメードが
  • 10:10 - 10:12
    Web上で誰でもできるのです
  • 10:12 - 10:14
    実際 大手ブランドはよく
  • 10:14 - 10:16
    顧客に対して
  • 10:16 - 10:18
    自社製品と
  • 10:18 - 10:20
    触れあう場を提供しています
  • 10:20 - 10:22
    例を挙げるなら
  • 10:22 - 10:24
    Smart や Prada や
  • 10:24 - 10:26
    Ray Banなどがそうですが
  • 10:26 - 10:28
    これは真の特注大量生産ではありません
  • 10:28 - 10:30
    同一製品を少しいじくっただけの
  • 10:30 - 10:33
    異形製品と呼ばれるものです
  • 10:33 - 10:36
    しかし3Dプリンタの到来により
  • 10:36 - 10:39
    自由に形状を変えることができます
  • 10:39 - 10:41
    こんな経験はありますか?
  • 10:41 - 10:43
    先日ランプを買いにいったとき
  • 10:43 - 10:45
    私はランプの形状も
  • 10:45 - 10:48
    置く場所も完璧に頭に思い浮かべながら
  • 10:48 - 10:50
    店中ランプを探し回ったのですが
  • 10:50 - 10:52
    理想のランプを見つけることが出来ません
  • 10:52 - 10:55
    自分へのご褒美としてのジュエリーを探した時だって
  • 10:55 - 10:57
    見つけることができませんでした
  • 10:57 - 10:59
    ブランドと提携して
  • 10:59 - 11:02
    自分の好みを
  • 11:02 - 11:04
    反映させた製品を
  • 11:04 - 11:07
    買っている自分の姿を
  • 11:07 - 11:11
    想像してみてください
  • 11:11 - 11:13
    このようなソフトを使えば
  • 11:13 - 11:15
    3D製品を
  • 11:15 - 11:17
    ダウンロードすることができます
  • 11:17 - 11:19
    これはプリンタが読み込む
  • 11:19 - 11:21
    データの一例です
  • 11:21 - 11:23
    こちらはランプのものです
  • 11:23 - 11:25
    もちろん何度もデザインすることが可能です
  • 11:25 - 11:27
    完成品の色だけでなく
  • 11:27 - 11:29
    素材まで決められます
  • 11:29 - 11:32
    更には 製品の形状もいじることができます
  • 11:32 - 11:34
    もちろん安全な範囲内でですよ
  • 11:34 - 11:37
    当然 皆がプロのデザイナーというわけではありませんから
  • 11:37 - 11:40
    このソフトは安全性を逸脱した
  • 11:40 - 11:44
    デザインの変更ができないよう設定されています
  • 11:44 - 11:46
    自身でデザインした製品が
  • 11:46 - 11:48
    購入可能な状態になって
  • 11:48 - 11:51
    Enterをクリックすれば3Dプリンタ専用の
  • 11:51 - 11:55
    データに変換されて
  • 11:55 - 12:00
    3Dプリンタに送信されます
  • 12:00 - 12:03
    多分プリンタは机の上でしょうかね
  • 12:03 - 12:05
    しかし 今すぐにこれが
  • 12:05 - 12:07
    利用可能になるとは思ってません
  • 12:07 - 12:09
    実現可能性という面では
  • 12:09 - 12:11
    データを近所の製造センターに
  • 12:11 - 12:13
    送るという方法が濃厚でしょう
  • 12:13 - 12:16
    カーボンフットプリントの削減にも繋がります
  • 12:16 - 12:19
    世界中で製品を輸送せずとも
  • 12:19 - 12:21
    ネット上のデータのやりとりで済むんです
  • 12:21 - 12:24
    こちらは完成したばかりのものです
  • 12:24 - 12:26
    ご覧の通り ランプ本体が出来上がるので
  • 12:26 - 12:28
    あとは電気を通せるようにすれば
  • 12:28 - 12:30
    それで完成です
  • 12:30 - 12:32
    つまり データがあれば
  • 12:32 - 12:34
    必要なときにパーツが作れます
  • 12:34 - 12:36
    更に 3Dプリンタは
  • 12:36 - 12:38
    外観上のカスタマイズだけではなく
  • 12:38 - 12:40
    機能上のカスタマイズにも使えます
  • 12:40 - 12:42
    身体をスキャンすれば
  • 12:42 - 12:44
    ぴったりフィットするものができます
  • 12:44 - 12:47
    つまり 千差万別な身体障害に対応した
  • 12:47 - 12:50
    補綴装置を作ることもできるんです
  • 12:50 - 12:54
    もしくは 個々の症例に合せてカスタムメードの
  • 12:54 - 12:56
    補綴装置も作れます
  • 12:56 - 12:58
    今日では
  • 12:58 - 13:00
    歯をスキャンすれば
  • 13:00 - 13:02
    寸分の狂いもない被せものができます
  • 13:02 - 13:04
    歯医者で待っている間に
  • 13:04 - 13:07
    3Dプリンタが静かに作業を進めて
  • 13:07 - 13:09
    すぐに使える被せものを作ってくれます
  • 13:09 - 13:13
    さてインプラントに関しては
  • 13:13 - 13:16
    MRIデータを3Dデータ化することが
  • 13:16 - 13:18
    可能になったことで
  • 13:18 - 13:22
    オーダーメードインプラントの作成が可能になりました
  • 13:22 - 13:24
    この手法は
  • 13:24 - 13:26
    体内の臓器にも応用できます
  • 13:26 - 13:29
    これは肺と気管支樹です
  • 13:29 - 13:31
    とても精密にできてますよ
  • 13:31 - 13:33
    3Dプリンタ以外ではまずできません
  • 13:33 - 13:35
    MRIデータがあれば
  • 13:35 - 13:37
    非常に精巧な
  • 13:37 - 13:39
    造形が可能になります
  • 13:41 - 13:43
    今日ではこのプロセスを利用して
  • 13:43 - 13:46
    業界のパイオニアらは細胞を積層しています
  • 13:46 - 13:49
    その一人がアンソニー・アタラ博士です
  • 13:49 - 13:51
    彼が取り組んできたのは
  • 13:51 - 13:53
    膀胱 弁膜 腎臓といった
  • 13:53 - 13:57
    臓器の3Dプリントです
  • 13:57 - 13:59
    現段階では利用できませんが
  • 13:59 - 14:02
    開発は進んでいます
  • 14:02 - 14:04
    最後に 人は皆違うものです
  • 14:04 - 14:07
    好みやニーズは
  • 14:07 - 14:09
    各個人によって異なります
  • 14:09 - 14:11
    体の大きさも様々です
  • 14:11 - 14:13
    企業だって同様で ビジネスのニーズもばらばらです
  • 14:13 - 14:15
    間違いなく
  • 14:15 - 14:17
    私たちの知る製造業は
  • 14:17 - 14:19
    3Dプリント技術の到来によって
  • 14:19 - 14:22
    大きな変化を迎えることになるでしょう
  • 14:22 - 14:24
    ありがとうございました
  • 14:24 - 14:28
    (拍手)
Title:
リサ・ハルーニ「3Dプリント入門」
Speaker:
Lisa Harouni
Description:

2012年は3Dプリントの年になるかもしれません。開発から30年を経て、より多くの方の手が届くところまで来ました。リサ・ハルーニが、これまでは不可能であった精密な造形を可能にする、この魅力的な3Dプリント技術の概要を紹介します。

more » « less
Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
14:29
Yasushi Aoki approved Japanese subtitles for A primer on 3D printing
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for A primer on 3D printing
Shinji Nakagawa accepted Japanese subtitles for A primer on 3D printing
Shinji Nakagawa commented on Japanese subtitles for A primer on 3D printing
Shinji Nakagawa edited Japanese subtitles for A primer on 3D printing
Shinji Nakagawa edited Japanese subtitles for A primer on 3D printing
Shinji Nakagawa edited Japanese subtitles for A primer on 3D printing
Shinji Nakagawa edited Japanese subtitles for A primer on 3D printing
Show all

Japanese subtitles

Revisions