あて推量したらどうなる? — リー・ネイタロ
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0:16 - 0:20確率はどこにでもある数学の分野です
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0:20 - 0:22明日雪が降る確率は80%などというように
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0:22 - 0:25天気予報で耳にします
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0:25 - 0:28スーパーボウルの勝者のオッズを決めるように
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0:28 - 0:31スポーツの予想をするのにも使われます
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0:31 - 0:34確率は自動車保険料率の設定などにも使われており
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0:34 - 0:39確率によりカジノや宝くじは
ビジネスとして成立するのです -
0:39 - 0:41確率はどのような影響を及ぼすのでしょう?
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0:41 - 0:44簡単な確率の問題に注目してみましょう
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0:44 - 0:4710問の正誤問題にランダムに解答するのは
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0:47 - 0:49割に合うのでしょうか?
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0:49 - 0:52言い換えると 公正なコインで10回コイントスをして
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0:52 - 0:55答えを決めるとしたら
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0:55 - 0:58満点を取る確率はいくらでしょう?
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0:58 - 1:03とても単純なように思えます
それぞれの問題には2つしか選択肢がないのですから -
1:03 - 1:06しかし正誤問題が10問あると
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1:06 - 1:09真と偽の異なる組合せはたくさん存在します
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1:09 - 1:13異なる組合せがどれだけあるか理解するために
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1:13 - 1:162問だけの正誤問題を例として考えてみましょう
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1:16 - 1:19「真と真」「偽と偽」
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1:19 - 1:24または真と偽を1つずつ使う
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1:24 - 1:29「偽と真」「真と偽」が考えられます
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1:29 - 1:342問の問題に対して4通りの答え方があるのです
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1:34 - 1:3710問ではどうでしょう?
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1:37 - 1:41今度は手で数え上げるには多過ぎます
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1:41 - 1:47この問題に答えるためには
積の法則を知る必要があります -
1:47 - 1:49この法則によると
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1:49 - 1:53ある事象に対してA個の場合が起こり得て
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1:53 - 1:56別の事象に対してB個の場合が起こり得るとすると
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1:56 - 2:01場合の数はA×B通りになります
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2:01 - 2:04これは明らかに2問の正誤問題にも当てはまります
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2:04 - 2:071問目には2つの異なる答えがあり
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2:07 - 2:112問目にも2つの異なる答えがあるので
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2:11 - 2:182問の正誤問題には2×2 つまり4通りの答え方があるのです
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2:18 - 2:21では10問の場合について考えてみましょう
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2:21 - 2:26そのために 積の法則を少し拡張する必要があります
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2:26 - 2:3110問の問題それぞれに対して
2通りの答え方が存在するので -
2:31 - 2:34可能な答え方の組合せは
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2:34 - 2:432×2×2×2×2×2
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2:43 - 2:46×2×2×2×2通り
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2:46 - 2:50つまり 簡潔に言うと2の10乗通り存在し
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2:50 - 2:531024通りということになります
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2:53 - 2:56つまり 正と誤の考えられる全ての組合せのうち
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2:56 - 3:021024通りの中のたった1通りしか
先生の答えと完全に一致しないのです -
3:02 - 3:05このように あて推量により満点を取る確率は
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3:05 - 3:08たった1024分の1
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3:08 - 3:11およそ 1%の10分の1です
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3:11 - 3:13明らかに あて推量は良いアイデアではありません
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3:13 - 3:15実際 全員が10問の正誤問題で
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3:15 - 3:19全ての問いをランダムに推測したとすると
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3:19 - 3:22何点が最頻となるでしょう?
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3:22 - 3:26全員が10問中5問に正解するわけではありません
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3:26 - 3:29しかし長い目で見ると平均点は
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3:29 - 3:315点となるでしょう
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3:31 - 3:34このような状況下では 2通りの結末が考えられ
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3:34 - 3:36各問は正解か不正解なので
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3:36 - 3:39あて推量により正解する確率は
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3:39 - 3:41常に等しく 2分の1です
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3:41 - 3:44あて推量することによる平均正答数を求めるには
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3:44 - 3:46問題数に
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3:46 - 3:49正答確率を掛けます
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3:49 - 3:54ここでは 10×1/2 つまり5問です
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3:54 - 3:56あて推量は明らかに割に合わないので
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3:56 - 3:58できることなら 試験に備えて勉強してください
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3:58 - 4:01しかし SATのような標準試験を
受けたことがあるかと思いますが -
4:01 - 4:04ほとんどの人は何問かは当て推量しなければ
ならなかったことでしょう -
4:04 - 4:0720個の問題があり 各問に5つの選択肢があったら
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4:07 - 4:11ランダムな推測により 20問全てを正答する確率は
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4:11 - 4:13どれだけでしょう?
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4:13 - 4:16また スコアの期待値はどれだけになるでしょう?
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4:16 - 4:19先ほどのアイデアを使ってみましょう
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4:19 - 4:221つの問いをあて推量から正答する確率は1/5なので
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4:22 - 4:2620問のうち1/5を正答することが期待できます
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4:26 - 4:29ひどい たったの4問じゃありませんか!
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4:29 - 4:3420問を全問正解する確率は
極めて小さいとお考えですか? -
4:34 - 4:37どのくらい小さいのか調べてみましょう
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4:37 - 4:40先に述べられた積の法則を覚えていますか?
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4:40 - 4:43各問に5つの選択肢があるので
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4:43 - 4:495×5×5×5× …
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4:49 - 4:525を20回掛け合わせるのですが
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4:52 - 4:555の20乗は
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4:55 - 5:0295兆3654億3164万8625です
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5:02 - 5:08とても大きな数です!
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5:08 - 5:13このことからランダムな推測で全問正解する確率は
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5:13 - 5:16約95兆分の1となることが分かります
- Title:
- あて推量したらどうなる? — リー・ネイタロ
- Description:
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この教材のページ: http://ed.ted.com/lessons/leigh-nataro-what-happens-if-you-guess
明日は雨でしょうか?スーパーボウルで好きなチームが勝つのはどのくらいあり得そうでしょうか?これらのような疑問は数学の確率を通じて答えることができます。この芸術的なアニメで、答えが全く分からないとき試験に合格する確率について学びましょう。
先生: リー・ネイタロ
アニメーション: マシュー・サンダース - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 05:28
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for What happens if you guess - Leigh Nataro | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for What happens if you guess - Leigh Nataro | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for What happens if you guess - Leigh Nataro | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for What happens if you guess - Leigh Nataro | ||
Masaki Yanagishita accepted Japanese subtitles for What happens if you guess - Leigh Nataro | ||
Masaki Yanagishita edited Japanese subtitles for What happens if you guess - Leigh Nataro | ||
Masaki Yanagishita edited Japanese subtitles for What happens if you guess - Leigh Nataro | ||
Masaki Yanagishita edited Japanese subtitles for What happens if you guess - Leigh Nataro |