WEBVTT 00:00:01.833 --> 00:00:31.044 [音楽] 00:00:31.044 --> 00:00:34.526 肌の色を嫌悪させたのは誰? 00:00:34.526 --> 00:00:38.461 髪質を嫌悪させたのは誰? 00:00:38.461 --> 00:00:43.473 鼻や唇の形を嫌悪させたのは誰? 00:00:43.473 --> 00:00:49.461 つま先から頭のてっぺんま自己嫌悪させたのは誰? 00:00:49.461 --> 00:00:52.357 あなたと同類の外見の人を嫌悪させたのは誰? 00:00:52.357 --> 00:00:55.720 あなたの人種を嫌悪させたのは誰? 00:00:55.720 --> 00:00:59.222 嫌悪しすぎてお互いに距離を置きたいのではないか? 00:00:59.222 --> 00:01:05.135 なぁ、モハメッド氏に尋ねる前に自分自身に尋ねるべきだ。 00:01:05.135 --> 00:01:11.386 神が創造した肉体を嫌悪させたのは誰かと。 00:01:11.386 --> 00:01:14.755 我々、黒人やネグロと呼ばれるもののほとんどは 00:01:14.755 --> 00:01:16.890 本当に自由だと信じていた。 00:01:16.890 --> 00:01:24.710 無意識のうちに、帳消しにしたはずの差別の連鎖が今もある。 00:01:24.710 --> 00:01:30.463 我々を本当に奮い立たせるのは 00:01:30.463 --> 00:01:35.694 白人に愛されたい願望である。 00:01:35.694 --> 00:01:39.445 マルコムは黒人の劣等感に切り込んだ。 00:01:39.445 --> 00:01:40.442 マルコムは痛みを伴うことを覚悟していた。 00:01:40.442 --> 00:01:42.594 マルコムは殺される可能性も考慮した。 00:01:42.594 --> 00:01:50.235 だが、マルコムはリスクを恐れなかった。 00:01:50.235 --> 00:01:58.515 マルコムはその時代のほかのリーダーに語りかけた。 00:01:58.515 --> 00:02:05.073 ほかのリーダーたちは迫害者の家に入れてもらうよう頼んでいた。 00:02:05.073 --> 00:02:10.545 マルコムは自分たちの家をつくるように言った。 00:02:10.545 --> 00:02:13.779 マルコムはアフリカ系アメリカ人の恐怖を払拭した。 00:02:13.779 --> 00:02:16.459 「我々の感じてきたことを主張しよう。」 00:02:16.459 --> 00:02:21.829 「人々は耳を傾け、我々に危害を加える必要はないだろう?」 00:02:21.829 --> 00:02:25.001 「だが大衆に対して語りかけるつもりはない。」 00:02:25.001 --> 00:02:30.886 マルコムがとても強くて男らしい口調で言ったとき、 00:02:30.886 --> 00:02:34.239 「私はあなたが長年感じてきたことを語ることを恐れない。」 00:02:34.239 --> 00:02:36.150 だから我々はマルコムを敬愛しています。 00:02:36.150 --> 00:02:38.853 マルコムは皆の前で声高に語った。 00:02:38.853 --> 00:02:43.624 マルコムは我々のためにアメリカと争った。 00:02:43.624 --> 00:02:49.026 一人のイスラム教徒として白人が十分に理知的であると信じます。 00:02:49.026 --> 00:02:53.689 黒人が本当はどう感じるのか気づくことを。 00:02:53.689 --> 00:02:58.110 我々が妥協し、言いなりにならなかったらどんな扱いをしたのかを。 00:02:58.110 --> 00:03:00.903 どうして自らの首を絞めるのか? 00:03:00.903 --> 00:03:03.922 白人は過去のように言いなりのままだと思っている。 00:03:03.922 --> 00:03:07.039 白人が連れてきた時からずっと言いなりだったから。 00:03:07.039 --> 00:03:08.670 白人の言いなりになるな! 00:03:08.670 --> 00:03:10.453 白人に自分の感情を伝えろ! 00:03:10.453 --> 00:03:23.652 自分の家も掃除できないのがどんなに辛いか、白人に伝えろ。 00:03:23.652 --> 00:03:30.863 黒人は家を持つこともできなかった。{民衆:そうだ!} 家はいつも燃やされた 00:03:30.863 --> 00:03:39.340 {拍手} 00:03:39.340 --> 00:03:51.162 {ドラムと音楽} 00:03:51.162 --> 00:03:56.916 ハーレムの隅で今世紀最大限に、黒人たちは 00:03:56.916 --> 00:04:02.114 アメリカにおける人種について主張した。 00:04:02.114 --> 00:04:09.610 マルコムが初めて路上演説者としてハーレムの希望と怒りを伝えた場所である。 00:04:09.610 --> 00:04:20.294 私が説いた愛国心とはこの白人の国から脱出数ることである。差別は撤廃されないからである。 00:04:20.294 --> 00:04:23.738 生きている限り永遠に 00:04:23.738 --> 00:04:29.470 白人と同様に扱われない。 00:04:29.470 --> 00:04:31.982 125番街と7番街は 00:04:31.982 --> 00:04:38.758 黒人路上演説者の活動中心地である。 00:04:38.758 --> 00:04:42.613 マルコムが到着したとき、厳密にはコーナーがなかった。