WEBVTT 00:00:00.040 --> 00:00:04.040 不等式の解法の講義へようこそ 。 00:00:04.040 --> 00:00:07.000 代数的な不等式とも呼べるでしょう。 00:00:07.000 --> 00:00:09.020 それでは始めます。 00:00:09.030 --> 00:00:12.050 例題は何にしようかな。それでは、 00:00:12.050 --> 00:00:17.090 x > 5 ( x は 5 より大きい)とします。 00:00:18.000 --> 00:00:22.080 x は、 5.01 かもしれませんし、5.5、もしくは 100万かもしれません。 00:00:22.090 --> 00:00:26.030 ただ、4 や 3 または 0 や -8 ではありません。 00:00:26.040 --> 00:00:28.010 実際に、分かりやすくするために、 00:00:28.020 --> 00:00:31.000 数直線上に描いてみましょう。 00:00:31.010 --> 00:00:33.030 これは数直線上です。 00:00:33.030 --> 00:00:36.090 これが 5 の場合は、x = 5 とはできないので、 00:00:37.000 --> 00:00:39.090 ここに大きな円を描いて、x が取りうる値の範囲を 00:00:40.000 --> 00:00:42.010 塗りつぶしていきます。 00:00:42.020 --> 00:00:45.080 x = 5.000001 の可能性があるので、 00:00:45.090 --> 00:00:48.060 x は 5 よりも少し大きする必要がありますし、 00:00:48.070 --> 00:00:50.090 これらは全て条件にあてはまります、分かりますか? 00:00:51.000 --> 00:00:53.060 それでは条件を満たすいくつかの数字を書きます。 00:00:53.070 --> 00:00:56.010 6、10 がそれを満たすでしょう。 00:00:56.020 --> 00:00:57.090 100 もそれを満たすでしょう。 00:00:58.000 --> 00:01:01.000 ここで、もしこの方程式、不等式を 00:01:01.010 --> 00:01:03.080 -1 を掛けたり、-1 で割ったりした時に 00:01:03.090 --> 00:01:09.080 どうなるのかを確認したいですね。 00:01:09.090 --> 00:01:15.090 では、-x と -5 の間にはどういう関係があるでしょうか? 00:01:17.040 --> 00:01:19.000 ここで言う関係とは、 00:01:19.000 --> 00:01:24.030 -5 より大きいですか、それとも小さいですかということです。 00:01:24.030 --> 00:01:27.723 さて、6 は x の値として有効なので、 00:01:27.723 --> 00:01:33.030 -6 は -5 より大きいですか、小さいですか? 00:01:33.030 --> 00:01:36.090 -6 は -5 より小さくなります。分かりますか? 00:01:37.000 --> 00:01:41.010 では、数直線上を描いてみましょう。 00:01:41.010 --> 00:01:44.040 -5 がここにあるとしたら -- 円で囲みますね 00:01:44.050 --> 00:01:46.070 -5 とは等しくないことは分かっているので、 00:01:46.080 --> 00:01:48.050 それより大きいか、小さいかを決めるだけです。 00:01:48.060 --> 00:01:50.010 それより大きいか、小さいかを決めるだけです。 00:01:50.020 --> 00:01:54.040 6 は x にあてはまるので、-6 はここにあります。 00:01:54.040 --> 00:01:56.040 -6。 00:01:56.040 --> 00:01:58.608 -6 は -5 より小さいです。 00:01:58.608 --> 00:02:03.019 -10 や -100 や -100万なども ( -5 より) 小さいです。 00:02:03.019 --> 00:02:08.100 はい、結論として、 -x は -5 より小さいのです。 00:02:08.100 --> 00:02:11.332 これ全て、本当に覚えておくべきことです。 00:02:11.332 --> 00:02:14.444 代数の不等式の問題に取り組んでいるとき 00:02:14.444 --> 00:02:18.205 その方法をただ使えば良いのですよ。 00:02:18.205 --> 00:02:21.100 A > または <、といった記号は = と同じように使うことができます。 00:02:21.100 --> 00:02:24.750 唯一の違いは、掛け算または割り算を 00:02:24.750 --> 00:02:29.819 負の数で両辺にするとき、 00:02:29.819 --> 00:02:30.651 それ (記号) を逆転させます。 00:02:30.651 --> 00:02:31.766 これらが覚えておくべきことです。 00:02:31.782 --> 00:02:34.325 他の数字でもやってみましょう。おそらくそれで要点がつかめますよ。 00:02:34.325 --> 00:02:38.064 もし忘れたら、x > 5 なら、-x < -5 であると思い出せば良いですよ。 00:02:38.064 --> 00:02:41.276 もし忘れたら、x > 5 なら、-x < -5 であると思い出せば良いですよ。 00:02:41.276 --> 00:02:42.243 数字を当てはめながら試すことは、 00:02:42.243 --> 00:02:45.518 最も直感的に理解できる方法です。 00:02:45.518 --> 00:02:46.941 他の問題をやってみましょう。 00:02:46.941 --> 00:02:56.136 3 x + 2 は 1 以下であるとします。 00:02:56.136 --> 00:02:58.076 この方程式を解くのはとても簡単です。 00:02:58.076 --> 00:03:01.395 3 x です。両辺から 2 ずつ引きましょう。 00:03:01.395 --> 00:03:03.099 足し算や引き算をする時は 00:03:03.099 --> 00:03:04.877 不等号には何もする必要はありません。 00:03:04.877 --> 00:03:07.657 両側から 2 を引くと、 00:03:07.657 --> 00:03:12.447 3 x は -1 以下となります。 00:03:12.447 --> 00:03:16.534 そして、両辺を 3 で割ります。 00:03:16.534 --> 00:03:22.292 x ≦ -1/3 となりました。 00:03:22.292 --> 00:03:24.011 見てください。何も変更していません。 00:03:24.011 --> 00:03:26.704 なぜなら両辺を正の数の 3 で割ったからです。 00:03:26.704 --> 00:03:31.952 理解できましたか?この方程式はもう少し違ったやり方で解くことができます。 00:03:31.952 --> 00:03:35.439 両辺から 1 を引いた場合はどうなるでしょうか? 00:03:35.439 --> 00:03:37.584 これはもう一つの解法です。 00:03:37.584 --> 00:03:42.392 3x + 1 は 0 以下とした場合はどうなるでしょうか? 00:03:42.392 --> 00:03:44.464 ちょうど両辺から 1 を引きました。 00:03:44.464 --> 00:03:46.645 では両辺から 3x を引きたいと思います。 00:03:46.645 --> 00:03:51.457 1 は -3x 以下となりました。 00:03:51.457 --> 00:03:53.479 ここから 3x を引きました。 00:03:53.479 --> 00:03:54.779 ここから 3x を引きました。 00:03:54.779 --> 00:03:58.258 次に両辺を負の数で割らなければなりません。 00:03:58.258 --> 00:04:02.347 よいですか?両辺を -3 で割りますよ。 00:04:02.347 --> 00:04:05.472 こちら側は -1/3 となりますね。 00:04:05.472 --> 00:04:07.252 先程学んだことに基づいてやっていきますよ。 00:04:07.267 --> 00:04:08.485 負の数で割り算をしているので、 00:04:08.485 --> 00:04:10.255 不等号を逆にします。 00:04:10.255 --> 00:04:11.778 この記号は「以下」でしたが 00:04:11.778 --> 00:04:15.160 x 「以上」となりました。 00:04:15.160 --> 00:04:19.181 両側で異なる方法で解きましたが、答えは同じになったでしょうか? 00:04:19.181 --> 00:04:22.571 ここでは x は -1/3 以下となりました。 00:04:22.571 --> 00:04:25.917 ここでは -1/3 は x 以上となりました。 00:04:25.917 --> 00:04:27.401 これらは同じ答えですよ。理解できましたか? 00:04:27.401 --> 00:04:29.584 x は -1/3 以下です。 00:04:29.584 --> 00:04:31.957 このように解けることが代数の魅力的なところだと私は思います。 00:04:31.957 --> 00:04:33.964 2 つの異なる方法で問題に取り組むことができるのです。 00:04:33.964 --> 00:04:37.560 正確な方法でやりさえすれば、正しい答えを得ることができます。 00:04:37.560 --> 00:04:41.890 さらに問題をやってみましょう。 00:04:41.890 --> 00:04:46.859 消しますね。よいしょと。少し難しめのをいきましょう。 00:04:46.859 --> 00:04:56.751 - 8 x + 7 > 5 x +2 とします。 00:04:56.751 --> 00:05:02.138 5x を両辺から減算しましょう。 00:05:02.138 --> 00:05:06.085 -13 x + 7 > 2 00:05:06.085 --> 00:05:09.754 両辺から 7 を引くことができますね。 00:05:09.754 --> 00:05:13.469 -13 x > -5 00:05:13.469 --> 00:05:17.311 では両辺を -13 で割っていきます。 00:05:17.311 --> 00:05:19.460 これは、とても簡単ですね。 00:05:19.460 --> 00:05:24.940 ここは x で、こちら側は -5/-13 だから 5/13 となりますね。 00:05:24.940 --> 00:05:26.705 マイナス記号を消します。 00:05:26.705 --> 00:05:30.068 負の数で割ったので、 00:05:30.068 --> 00:05:31.849 記号の向きを変えます。 00:05:31.849 --> 00:05:34.292 x は 5/13 より小さい、となりました。 00:05:34.292 --> 00:05:35.719 もう一度言います。始めにやったように、 00:05:35.719 --> 00:05:37.966 もし私を信用出来ないなら、他の数字で試してみてください。 00:05:37.966 --> 00:05:39.080 この分野を初めて学んだ時のことを思い出します。 00:05:39.080 --> 00:05:40.734 私は教師を信じていなかったので、自分で試していました。 00:05:40.749 --> 00:05:44.538 そのようにして、このことが正しいと理解していました。 00:05:44.538 --> 00:05:47.050 方程式の両辺を負の数で掛けたり割ったりしたときは、不等号の向きを切り替えます。 00:05:47.050 --> 00:05:50.220 方程式の両辺を負の数で掛けたり割ったりしたときは、不等号の向きを切り替えます。 00:05:50.220 --> 00:05:53.040 思い出してください。これは掛け算と割り算の時だけです。 00:05:53.050 --> 00:05:55.781 加算、減算のときではありません。 00:05:55.781 --> 00:05:57.665 このことは、このような問題を解く際に 00:05:57.665 --> 00:05:59.810 あなたに良いアイデアを与えてくれると思います。 00:05:59.810 --> 00:06:01.080 これ以上特に新しいことはありません。 00:06:01.080 --> 00:06:05.290 通常の一次方程式と同じ様なやり方で、不等式、 00:06:05.290 --> 00:06:08.000 不等式の方程式を解くことができます。 00:06:08.010 --> 00:06:10.085 不等式の方程式を解くことができます。 00:06:10.085 --> 00:06:14.475 唯一の違いは、両辺を負の数で 00:06:14.475 --> 00:06:16.030 掛けたり、割ったりしたときに 00:06:16.040 --> 00:06:19.259 不等号を逆にするということです。 00:06:19.259 --> 00:06:22.050 もうあなたは実践的な問題に挑戦できる準備ができているはずです。 00:06:22.060 --> 00:06:24.040 楽しみましょう。