1 00:00:00,841 --> 00:00:03,646 「xの値を求めて、それを確かめなさい」という問題です。 2 00:00:03,646 --> 00:00:07,935 x/3=14という式が与えられていますね。 3 00:00:07,935 --> 00:00:09,299 この式でxを求める、 4 00:00:09,299 --> 00:00:12,521 つまり変数xがどういう数値になるかを求めるには 5 00:00:12,521 --> 00:00:15,804 xのみを左辺にもってこなくてはなりません。 6 00:00:15,804 --> 00:00:16,863 今xは左辺にありますね。 7 00:00:16,863 --> 00:00:19,500 x/3=14 という式は 8 00:00:19,500 --> 00:00:24,911 1/3x=14 とも書けますよね。 9 00:00:24,911 --> 00:00:27,700 だって、xに1/3を掛けたら x/3 になりますからね。 10 00:00:27,700 --> 00:00:28,647 同じことです。 11 00:00:28,647 --> 00:00:31,850 では、どうやって左辺を 12 00:00:31,850 --> 00:00:33,179 xだけにするのか。 13 00:00:33,179 --> 00:00:34,193 これらの2つの式は同じものですよ。 14 00:00:34,193 --> 00:00:37,308 言い換えれば、xの前に 1 がくるような形にどうやってするのか。 15 00:00:37,308 --> 00:00:39,488 1x、つまり、xのこと 16 00:00:39,488 --> 00:00:40,340 です。 17 00:00:40,340 --> 00:00:42,812 いまxを3で割っている状態なので 18 00:00:42,812 --> 00:00:46,308 もし両辺に3を掛けると 19 00:00:46,308 --> 00:00:47,617 xだけを左辺に持ってくることができます。 20 00:00:47,617 --> 00:00:49,464 なぜかというと、 21 00:00:49,464 --> 00:00:51,313 ここに3を掛けると、 22 00:00:51,313 --> 00:00:53,974 3を掛けて、3で割っていることになるので 23 00:00:53,974 --> 00:00:55,798 3同士を消すことができるので 24 00:00:55,798 --> 00:00:58,091 1を掛けて(で割って)いることと 25 00:00:58,091 --> 00:00:59,285 同じになります。 26 00:00:59,285 --> 00:01:01,133 そして、忘れてはならないのは、 27 00:01:01,133 --> 00:01:03,313 左辺にしたことは右辺にもしなければいけないということです。 28 00:01:03,313 --> 00:01:05,151 今この二つの式は 29 00:01:05,151 --> 00:01:06,028 同じ内容の式なので 30 00:01:06,028 --> 00:01:08,181 同じく3を両辺に掛けます。 31 00:01:08,181 --> 00:01:11,285 では、左辺を計算するとどうなるでしょうか。 32 00:01:11,285 --> 00:01:15,339 3×(x)÷3なので 33 00:01:15,339 --> 00:01:17,369 xだけが左辺に 34 00:01:17,369 --> 00:01:18,819 残りますね。 35 00:01:18,819 --> 00:01:20,247 一方、右辺の 36 00:01:20,247 --> 00:01:21,923 14×3はどうなるでしょうか。 37 00:01:21,923 --> 00:01:29,350 3×10=30 で3×4=12だから14×3=42となります。 38 00:01:29,350 --> 00:01:31,873 よってx=42という解を得ることができます。 39 00:01:31,873 --> 00:01:33,541 ここでまた同じことが起こります。 40 00:01:33,541 --> 00:01:35,915 3×1/3=1 41 00:01:35,915 --> 00:01:38,577 だから1x=14×3という式になります。 42 00:01:38,577 --> 00:01:40,094 で、14×3=42となりますよね。 43 00:01:40,094 --> 00:01:41,674 では、今求めた答えを検算してみましょう。 44 00:01:41,674 --> 00:01:43,717 最初の式に42を代入してみましょう。 45 00:01:43,717 --> 00:01:47,333 xを42に置き換えて、 46 00:01:47,333 --> 00:01:48,832 xと置き換えて、と。 47 00:01:48,832 --> 00:01:52,032 42/3=14 48 00:01:52,032 --> 00:01:54,470 つまり、42を3で割ります。 49 00:01:54,470 --> 00:01:56,293 ここでちょっと 50 00:01:56,293 --> 00:01:58,444 筆算で計算してみましょう。 51 00:01:58,444 --> 00:01:59,630 筆算ですよ。 52 00:01:59,630 --> 00:02:02,509 まずは1が立ちますね。 53 00:02:02,509 --> 00:02:04,223 1×3=3なので 54 00:02:04,223 --> 00:02:06,819 4から3を引いて、1. 55 00:02:06,819 --> 00:02:08,509 そして2を下におろします。 56 00:02:08,509 --> 00:02:10,993 12÷3をすると、4が立つので、 57 00:02:10,993 --> 00:02:14,670 42÷3の答えは、14です。 58 00:02:14,685 --> 00:02:19,050 ここを計算すると14ですね。 59 00:02:19,050 --> 00:02:21,100 これで検算は終了です。 60 00:02:21,100 --> 99:59:59,999 よってこの問題は解けました。