「aの値を求め、それを確かめなさい」という問いです。 与えられた式は a+5=54 という式ですね。 aには、なんらかの数値が入り、 それに5を足すと、54になるということですね。 暗算で出来てしまうかもしれませんが ここではちゃんと説明していきたいと思います。 ちゃんとした説明が分かれば、もっと複雑な問いが出ても 解けるようになりますからね。 こういう問題に出くわしたときは aの値が知りたいので aだけを式の片方にもってきます。 「a=○○」という形にしたいですからね。 今aはすでに左辺にあるので、左辺にあるa以外のものを除きましょう。 左辺にあるa以外のものは、+5 ですよね。 これを左辺から取り除くには、-5 をすればいいんです。 では5を引きますが、ここで注意してほしいのは 元の式「a+5=54」の等しい関係を保つために、左辺に何かすれば、必ず右辺にも同じことをしなければなりません。 なので、右辺からも5を引きます。 ということで、左辺は a+5-5 つまり、a+0 ですね。 だって5を足して5を引いてるわけですから。 足した分だけ引いてるんです。 a+0 は a と同じことですよ。 右辺は、54-5 なので、49となります。これで終わり! aの値がわかりましたね。a=49 です。 ではこのaの値を確かめてみましょう。 元の式のaの部分に49を代入したら確かめることができますよ。 ですから、 a+5=54 ではなくて 49+5=54 です。 ただaに49を代入しただけですよ。 49+...ちょっと待って、色を同じにしましょう。 49+5=54 確かめてみますよ。 49+5 は、計算すると54になりますよね? なので、右辺の54と一致します。 確かめることができました。