1 00:00:00,709 --> 00:00:03,160 「aの値を求め、それを確かめなさい」という問いです。 2 00:00:03,160 --> 00:00:06,373 与えられた式は a+5=54 という式ですね。 3 00:00:06,373 --> 00:00:10,674 aには、なんらかの数値が入り、 4 00:00:10,674 --> 00:00:14,018 それに5を足すと、54になるということですね。 5 00:00:14,018 --> 00:00:17,810 暗算で出来てしまうかもしれませんが ここではちゃんと説明していきたいと思います。 6 00:00:17,810 --> 00:00:21,206 ちゃんとした説明が分かれば、もっと複雑な問いが出ても 解けるようになりますからね。 7 00:00:21,206 --> 00:00:25,375 こういう問題に出くわしたときは 8 00:00:25,375 --> 00:00:27,469 aの値が知りたいので 9 00:00:27,469 --> 00:00:29,764 aだけを式の片方にもってきます。 10 00:00:29,764 --> 00:00:31,610 「a=○○」という形にしたいですからね。 11 00:00:31,610 --> 00:00:35,392 今aはすでに左辺にあるので、左辺にあるa以外のものを除きましょう。 12 00:00:35,392 --> 00:00:38,262 左辺にあるa以外のものは、+5 ですよね。 13 00:00:38,262 --> 00:00:45,208 これを左辺から取り除くには、-5 をすればいいんです。 14 00:00:45,223 --> 00:00:50,024 では5を引きますが、ここで注意してほしいのは 15 00:00:50,024 --> 00:00:57,200 元の式「a+5=54」の等しい関係を保つために、左辺に何かすれば、必ず右辺にも同じことをしなければなりません。 16 00:00:57,200 --> 00:01:00,617 なので、右辺からも5を引きます。 17 00:01:00,617 --> 00:01:03,115 ということで、左辺は a+5-5 18 00:01:03,115 --> 00:01:05,043 つまり、a+0 ですね。 19 00:01:05,043 --> 00:01:06,967 だって5を足して5を引いてるわけですから。 20 00:01:06,967 --> 00:01:08,108 足した分だけ引いてるんです。 21 00:01:08,108 --> 00:01:10,349 a+0 は a と同じことですよ。 22 00:01:10,349 --> 00:01:15,247 右辺は、54-5 なので、49となります。これで終わり! 23 00:01:15,247 --> 00:01:19,022 aの値がわかりましたね。a=49 です。 24 00:01:19,022 --> 00:01:27,107 ではこのaの値を確かめてみましょう。 元の式のaの部分に49を代入したら確かめることができますよ。 25 00:01:27,107 --> 00:01:32,404 ですから、 a+5=54 ではなくて 49+5=54 です。 26 00:01:32,404 --> 00:01:34,135 ただaに49を代入しただけですよ。 27 00:01:34,135 --> 00:01:39,905 49+...ちょっと待って、色を同じにしましょう。 28 00:01:39,905 --> 00:01:43,379 49+5=54 29 00:01:43,379 --> 00:01:45,033 確かめてみますよ。 30 00:01:45,033 --> 00:01:50,887 49+5 は、計算すると54になりますよね? なので、右辺の54と一致します。 31 00:01:50,887 --> 00:01:53,946 確かめることができました。