Return to Video

Russia Today: Gundersen First to Say Fukushima Worse than Chernobyl

  • 0:00 - 0:08
    チェルノブイリの事故から25周年を迎えますが、原発の安全の軽視に対する悲惨な結果を世界に一層思い起こさせるものとなりました。
  • 0:08 - 0:11
    世界の注目が進行中の日本の原発危機に集まっています。
  • 0:11 - 0:20
    米国バーモントから、フェアウインズのエネルギーアドバイザー、アーニー・ガンダーソン氏にお話をうかがいます。よろしくお願いします。
  • 0:20 - 0:26
    この危機の最初の頃にお話させていただいていますが、前回のインタビュー時におっしゃっていた、
  • 0:26 - 0:33
    「フクシマは強化したチェルノブイリのようなもの」というのは、現在も、同じお考えでしょうか?
  • 0:33 - 0:38
    前回の時は、「日本政府は、フクシマはTMI(スリーマイル)以下であると言っている」、ということを話したと記憶しています。
  • 0:38 - 0:42
    2週間くらい前に、彼らはついにチェルノブイリと同じくらい深刻であると認めました。
  • 0:42 - 0:52
    1週間前には、放射性物質の外部放出がチェルノブイリと同程度とし、今だ放出は止まっていません。
  • 0:52 - 1:01
    チェルノブイリの場合、6、7週間目には気体及び液体の放射性物質の放出は収まっていました。
  • 1:01 - 1:09
    しかしフクシマはいまだ放出が続いています。危機から脱したとはいえないのです。ですから、私は6週間前と同じ立場に立っています。
  • 1:09 - 1:18
    状況はおっしゃる通り深刻ですが、日本の専門家は原発はコントロール下にあり、少しづつ良くなりつつあると言っていますが?
  • 1:18 - 1:27
    私は、対応に当たっている日本の専門家達、つまり東電と関係当局に対して非常にフラストレーションを感じています。
  • 1:27 - 1:33
    彼らは、最初から一貫して事の重大さを軽く見ていることがうかがわれます。
  • 1:33 - 1:49
    50基もの原発をかかえ、電力不足への恐れのなか、原発に関わる人々は、彼らは国民に最善の状況しか見せようとしていないのです。
  • 1:49 - 1:52
    ところが、現実は彼らが認めている状況よりもずっと悪い。
  • 1:52 - 1:58
    一説によれば、彼らは国民の冷静さを保ちたいのであり、恐怖感を煽りたくないとも言われていますが?
  • 1:58 - 2:08
    確かにそういう一面もあると思いますが、今どういう状態であるか、率直に伝えるという側面もあるかと思います。
  • 2:08 - 2:17
    私は、東電がそうしてきたとは思いません。彼らは、もっと早く避難するべきたったという情報を持っていたと思います。
  • 2:17 - 2:25
    東電は、子供や妊婦をもっともっと早くに避難させるべきだったと思います。
  • 2:25 - 2:32
    冷静を保つのは良いことですが、目の前にある事実を無視するのはお粗末な判断といえるでしょう。
  • 2:32 - 2:38
    興味深いですね。子供と妊婦ということですが、日本政府は以前よりはるかに高い子供の年間許容被爆量を新たに設けました。
  • 2:38 - 2:45
    彼らの決めた値は、他の国々で安全とされているものではなく、原発で働いている人でさえも安全といえるレベルではない。
  • 2:45 - 2:48
    子供たちにリスクを負わせるのは無謀とも言えるものではないでしょうか?
  • 2:48 - 3:01
    私は、その値が不適切と思います。放射能の科学的知識だけを基にした言語道断とでもいうべき誤りでしょう。
  • 3:01 - 3:10
    子供や妊婦は、成人男性よりもずっと細胞分裂が活発ですから、
  • 3:10 - 3:27
    成人男性に許されるであろう値を子供の法定上限にする事により、子供の癌のリスクは、同じ被ばく量を受けた成人男性と比べて、10から100倍高くなります。
  • 3:27 - 3:30
    これから先のことについてうかがいます。
  • 3:30 - 3:35
    現在、建屋を覆うカバーをかけることで放射性物質を遮る計画があるようですが、効果はあるでしょうか?
  • 3:35 - 3:45
    いいえ、ないと思います。なぜなら、フクシマの場合、多くの放射性物質が水とともに地中に漏れ出していることが問題だからです。
  • 3:45 - 3:51
    40km離れた海中と魚から放射性物質が検出されています。
  • 3:51 - 4:05
    興味深いのは、放射性物質が、少なくとも500mは北にある5号機・6号機の建物基礎部分から検出されていることです。
  • 4:05 - 4:10
    放射性物質は、明らかに地下水に滲みこんでいるのです。
  • 4:10 - 4:15
    上からキャップをかぶせるというのは、下向きに漏れる放射性物質の解決にはまったくならないでしょう。
  • 4:15 - 4:17
    時間がなくなってきたので、手短にお願いいたします。
  • 4:17 - 4:21
    あなたは、原子力業界でとても長く働かれています。その長年の経験からして、
  • 4:21 - 4:31
    多くの人が原子力の危険性を認識し反対していることからしても、今がまさに「原子力の終焉」であり、代替エネルギーを見つけるべきと言っている中、これはある意味あなたの職業の終わりでもあるのでしょうか?
  • 4:31 - 4:46
    はい。チェルノブイリ・スリーマイルは、原子力時代の終わりを告げるブックエンド{終結}の片側であり、フクシマがもう片方のブックエンド{終結}でしょう。
  • 4:46 - 4:56
    おそらく「ただちに」ではないとはいえ、人々は今まで来た道をまたたどれば、代償が天文学的に高くつくことを認識し始めています。
  • 4:56 - 5:01
    財政的なコストもとても高くつくのですから、なにか他のよりよい手立てがあるはずです。
  • 5:01 - 5:06
    原子力業界が長かったあなたからそのような事が聞けるとは、とても興味深いお話でした。
  • 5:06 - 5:09
    フェアウインズのエネルギーアドバイザー、アーニー・ガンダーソン氏でした。
  • 5:09 - 5:10
    本日は長時間のお話ありがとうございました。
  • 5:10 - 5:13
    こちらこそ、お招きいただきありがとうございました。
Title:
Russia Today: Gundersen First to Say Fukushima Worse than Chernobyl
Description:

April 27th was the 25th anniversary of the Chernobyl accident. Six weeks ago, when Gundersen first appeared on Russia Today, he said that Fukushima would be "Chernobyl on steroids". Japanese authorities are now admitting Chernobyl-level releases as the plant continues to leak radioactive gases and liquids.

more » « less
Video Language:
English

Japanese subtitles

Incomplete

Revisions